【大阪で】独立開業を目指すブログ

大阪の弁護士が独立開業を目指すために勉強したことメモを公開中。

ライフサイクルについて

こんばんは

 

需要関係がどのように変化するかについてライフサイクル分析を行うことが有用とのこと。

 

ライフサイクルには、導入期、成長期、成熟期、転換期、安定期があります。

 

弁護士業のライフサイクルについては、2020年には、成熟期から転換期にあり、多店舗展開企業から独自企業に移っていく時期となるのでしょうか。

 

A法律事務所、B法律事務所など多店舗展開企業にあたるとすれば、弁護士法人Hなどの人権系を掲げ独自性を掲げる事務所は弁護士法人Kなどの地域密着型の企業の伸びていくのかもしれません。

 

価格競争、WEBマーケティングが激化していく中で、

 

これから開業するとすれば、外部的要因、内部的要因を加味して、スモールビジネス、独自性をどのように発揮するか、地域密着型としてどのように差別化を図るかが大切となる気がしますね。

 

様々な分析を共に、まず実行、行動こそを目指し行動していきたいものです。

 

どのような仲間と、どのような分化を果たしていき、人の幸福に貢献できる考えていきたいものです。

経営戦略の構造を学ぶ

 

経営理念、経営ビジョン、経営戦略での分析に使われる項目を整理して、事業所を立ち上げることについての分析の手助けにしていきたいですね。

 

1 経営戦略の構造

・企業の存在目的

経営理念:企業が表明するその企業の行動指針、理念的な目標

経営理念を示すこと、これを実現することで社会的な信頼を得る。

社員の満足度、顧客満足度、社会貢献への配慮を含める。

 

            ↓

・企業のあるべき姿

2 経営ビジョン:企業によって表明された自社の望ましい未来像

経営理念で規定された行動指針に基づき、ある時点で到達目標

経営理念に込めた目標をどのように具体化しているのかが経営ビジョン

          ↓

3・経営戦略:

①個々の企業の経営理念を達成するために

②ビジョンの実現に取り組んでいく道筋や手段

③企業が進むべき方向に関する重要な意思決定を行う基本方針となりうる。

 

マーケティング戦略として、

①ターゲットとなる顧客層を定め、

②その顧客層に対してどのような製品やサービスを提供するかを考え、

③それら商品をいかなる方法で届けるか

 

経営戦略には

① 持続性、継続性があること

② 優位性があること(自社と他社を差別化するものでなければいけない)

③ 組織、経営資源との整合性があること

が必要である。

 

※ ヒト、モノ、カネといった経営資源は限られているため、

すべての選択肢を実現することは不可能。

選択と集中が必要、選択と集中ができない場合には機会を喪失することになる。

 

※ 長期的戦略は重要。

しかし、社会情勢が変化するため、戦略の変更が必要となる場合がある。

 

※ 事業所に求められる社会的使命を確定する。

 

 

 4 全社戦略(企業戦略):事業の決定にかかわる全体的戦略

事業ポートフォリオ最適化(選択の集中・参入・撤退・買収:事業の選択と集中により経営資源を最適に配分すること)

組織・風土変革、財務戦略など会社全体を運営する戦略

 

・事業ドメインを決定する

ドメインとは、企業の持続的な成長を可能とする自社特有の事業活動領域

事業ドメインを設定することで、限られて経営資源を効率的に投入するための戦略。ドメインを設定するために、CTMフレームワーク分析を行う。CTMフレームワークでは、企業の強みが発揮される「顧客」「技術」「機能」の3本軸を規定・分析。【誰に】【何を】【どのようは方法で提供】するかを決定していく。

顧客:自社商品・サービスの価値が最も発揮できる他0ゲットを特定する。

技術:他社と比較しながら、自社の特有技術を発見していく

機能:提供する商品・サービスが顧客に対してどのような価値を提供できるかを規定

ドメインを設定することで、企業の意思決定の注意の頂点が定まる

・どのような経営資源の蓄積が必要となるかの指針となる

ステークホルダーに対して、共通の認識を示す。

ドメインが狭すぎると、顧客ニーズに適合しにくくなり、設定が広くなると、経営資源が分散されています。

    

※事業ポートフォリオ・バランスの決定をする。

利益を生み出せている事業を組み合わせて一覧化、各事業の収益性・成長性・安全性を一覧、可視化。

 

・事業ポートフォリオを作成するために、

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントProduct Portfolio Management)は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)によって開発された戦略策定支援ツールであり、企業が多角化により複数の事業を展開するときの総合効果を分析し、各事業への資源配分を決定するときに利用されるもの。PPMでは、「市場の成長性」を縦軸、「市場シェア」を横軸として、エリアを4つの象限に分割し、それぞれを「花形」「問題児」「カネのなる木」「負け犬」と呼ぶ。また、規模の大きさを示す円で各事業をプロットし、事業が利益を生み出す難易度や、追加投資の必要性を明確にする。

 

5 事業戦略(競争戦略):特定の事業部門の事業目標・方針の実現に向けて策定される。

SBU(Strategic Business Unit:戦略事業単位)ごとでいかに競争していくか、に焦点をあて、各SBUでの具体的な事業活動を行うための戦略

事業企画、部門間の連携方法、収益の最大化、新市場創出、新規事業立ち上げ個別の事業戦略は、特定の競争環境下において、特定の事業で戦い勝ち抜いていくための基本枠組み

 

6 機能別戦略:、購買、生産、営業、研究開発、財務、人事、情報システムなどの各 機能の生産性を高めることに焦点をあてた戦略

マーケティング戦略、財務戦略、人事戦略、営業戦略

 

第2 経営戦略の策定方法

 1 SWOT分析

 2 3C分析

 3 5フォース分析

仮説思考とは何ぞや

同期から独立開業をしたとのLINEが届きました。

 

様々な思いがあって、独立開業に至ったのだと思います。

 

同期会では、ぜひお話を伺いたいですね。

 

 

さて、経営について少しずつ学んでおります。

 

その中で、ビジネスにおいては、仮説思考が必要であるとのことが物の本には書かれています。

 

しかし、仮説思考といったことを深く理解はしていないため、自分なりに整理をしようと思っています。

 

1 なぜ仮説思考が必要なのか。

 

現代のビジネスは、VUCA(ブーカ)と呼ばれるように予測不可能な状態であり、IT技術の進歩等により既存のビジネスモデルが通用しにくくなっている状態にあります。

 

時代の動きが速くなり、目まぐるしく状況が変化していく中で、経営の意思決定が迅速に行われることが必要となります。

 

VUCA(ブーカ):

Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)

 

 

仮説思考は、環境変化が目まぐるしく変わる中で、迅速な経営の意思決定を行うために、限られた事実や情報から仮説を立て、実行・検証・修正を行い、スピーディーに最適解への到達を行うための思考方法ということになるのでしょう。

 

2 仮説思考とは

仮説とは、ある事実に元に引き出された推論を行うことをいい、仮説思考とは、現時点で目の前にある事実を材料にして、初期仮説を立て、検証し、仮設に誤りを見つけたら修正を繰り返すことで、解決策を導きだす方法

 

早い段階、限られた状況において、情報収取の焦点を絞り、早期に実行・検証し、修正を行い、最適解を求めていくことで、柔軟な対応を行っていきたいものです。

 

 

「士魂商才」という言葉

 

はじめまして。

 

弁護士になって数年が経過し、自分がなりたい弁護士、自分がしたいことを行うためには、今のままでよいのかと自問自答し、独立の準備を始めることにしました。

 

しかし、法律事務は数多くこなしてきたものの、経営やSNSについては、ズブの素人。

 

特に、インターネットでのSNSの発信などはほぼしたことがないため、どのようにしていけばよいか日々の仕事に加えて、まさに勉強中です。

 

 

 

数時間調べただけでも学ぶべきことはあまりに多きため、少しでも前に進むためにブログをはじめました。

 

 

私は地元である関西・大阪での独立を目指しています。

 

 

人生のほぼすべてが、関西の方々にお世話になってきたこと、徐々に人口も減っているとしても、大阪が好きで、大阪の人々の幸せにつながるような仕事をしていきたいと思っています。

 

 

ところで、独立するためには、経営者の視点を勉強しなければならない。

 

 

私が法律家として、事業をしていく中で何を大切なのかを考えなければならないと勉強を始めると、

 

士魂商才

 

というワードが心に留まりました。

 

 

大変恥ずかしながら、私は経営については疎く、渋沢栄一氏のことなどを深く知っているわけではなく、論語等に詳しいわけでもありません。

 

武士道や商才に精通しているわけでもないのですが、侍の魂を持って商売人の才を発揮せよとの姿勢にはとても心が引かれるものがありました。

 

 

弁護士業界においては、多くの弁護士や事務所がどのようにして依頼者の利益を守るか、正義を達成するかという視点と共に、事務所、事務員のため、経営の安定させるかを常に思考錯誤しながら取り組んでいます。

 

一方で、どちらかに傾きすぎ、経営が苦しいところがあることや利益を追求したために正義が犠牲とされてしまうこともあり得てしまうこともまた事実なのでしょう。

 

事務所を立ち上げ、経営していくといったことは困難な道であるのでしょうが、

 

私は、他の先輩方と同じように、私自身が弁護士や人として何をしたいのか、社会に何が求められているのか、社会に必要とされる何をするのかを考えていきたいと思っています。

 

その中で、ひとつの指針として、「士魂商才」という意味を理解し、大切にしていきます。